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は、吉崎観音によるファンタジー漫画。「月刊少年ガンガン」(エニックス)で連載された。ゲーム『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』の後日談。
本作ではドラゴンクエストシリーズの第1作、『II』、『III』(ロトの伝説シリーズ)の世界が多く用いられ、それぞれの作品のキャラクターが多数登場する。また、明言はされていないが、『IV』や『V』のキャラクターらしき人物も出てくる。作品に登場する第1作の主人公は冒険中であるが、『II』『III』はオリジナル冒険後の世界のため、ゲームで大団円を迎えた後の勇者一行というif世界を描いている。
「第1作の一人パーティ」や「勇者一行はモンスターに全滅させられても所持金半額で復活する」などの、ゲームシステムそのものをも題材にしていたり、パッケージイラストを再現したシーンが登場したりと、ゲームを知る人をニヤリとさせる描写が多い。第1作の竜王や『II』のローレシアの王子などは、その容姿や設定、登場するシチュエーションから人気がある。作品自体は打ち切りに近い形で連載終了してしまったが、元のゲームやキャラクターに対する作者のデザイン会社
思い入れが感じられるとして、現在でも高く評価するファンは多い。これに影響されてか作品終了後のモンスターズ新作『ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート』は『ドラゴンクエストII』の世界という話になっている。
『テリーのワンダーランド』の後の話。わたぼうによって異世界からテレマーケティング
された少年・クリオは、テリーが行方知れずになりモンスターがいなくなってしまったタイジュの国の新たなモンスターマスターとなり、テリーの行方を追い求める。
モンスターマスターとその仲間モンスター
クリオ
本作の主人公。テリーと精霊(わたぼう)が消えた後のタイジュの国に、わたぼうが最後に呼び寄せたモンスターマスター。勇者に憧れ、モンスターマスターのことを甘く見ていたが、いくつもの経験を経て一流と呼んで遜色ないだけの実力を身につける。性格はややお気楽で直情的。失敗に落ち込むこともあるが、それを糧に立ち上がり成長する強さを秘めている。
スラお
テリーが星降りの大会で優勝する際に参戦させ、マダンテを使い優勝を決めた純正のスライム♂。『邪の波動』に影響されながらも唯一牧場から離れなかったモンスターでクリオの初めてのモンスターになる。戦いから長い間離れていたために、マダンテなどの特技は使えなくなっているが、さらに戦い続け、魔霊界で修行した後は、最強奥義『エボルシャス』も身につけた。
魔物大臣Jr
父である魔物大臣が蒸発したため、協力してくれるドラゴンキッズ♂。ライムと後に配合するが、大臣の先物取引
という事で、牧場にその後もいつく。
ライム
りゅうおう≒により生み出された『ドラゴンクエストI』世界に酷似した世界に生息するスライムベス♀。クリオの仲間となる。メラが使える変わり者でもある。
ドラム
ライムと魔物大臣Jrの配合で生まれたドラゴスライム♀。
ブーキー
ぶちキング♂。臆病者だったが、戦いの末強さを身につけた。好物は肉。
エルゼ
エンゼルスライム♀。おそらくドラムの子孫。がんせきおとしが使える。
ゴラム
ゴールデンスライム♂。おそらくブーキーの子孫。
ディノ
カレキの国のモンスターマスター。獣系の魔物を使う。かなりの実力の持ち主で、自分の強さに自信と誇りを持ち、実力の伴わない格好だけ、口だけのマスターを嫌っている。オーガー≒に呪われ、獣の耳と尻尾が生える。彼に騙されクリオが事の元凶と勘違いし、勝負を挑むがふとしたことから誤解が解け、現れた邪配合モンスターを相手に共闘。彼をライバルとみなすようになる。当初はキラースコップのキーラ、グリズリーのグリーズ、かまいたちのかまちーを連れ、後にグリーズに代わってキングレオのレオ、かまちーに代わってかまちー(二世)を連れるようになる。
スカラベ
職業『忍び』にしてモンスターマスター。虫系の魔物を使い、さらに自分自身も「三匹目」として戦う。『へんげのつるぎ』を持ち、ホーンビートルのつの丸、はさみくわがたのはさ丸を連れる。性別不明(作者のサイトに以前存在した掲示板でスカラベの性別を読者に問われたとき作者は「性別をどちらにしても何か言われそうなので怖くていえない」と答えていた)。なお、『忍び』の職業は『ドラゴンクエストIII』の諸職業と比べると、力で戦士に、素早さで武道家に、巧みさで盗賊に勝るという。ゲームボーイ版『ドラゴンクエストIII』の公式ガイドブックには、東方(ジパングか)における防具「忍びの服」に身を包む謎の集団の存在を示唆する記述がある。
マルモ
職業『賢者』にしてモンスターマスター。物質系の魔物である呪いのランプ、メタルドラゴン、爆弾岩を連れる。
口癖は「五月蝿い」。心を閉ざしていたが、『ドラゴンクエストII』のロンダルキアに類似した異世界でクリオと出会い、心を開く。
モンスターに名前を付けていなかったため、彼女を守るためメガンテで消えた3体の魔物は復活する事は出来なかったが、その後星降りの祠に現れたタマゴに「クリオ」と名づけ、旅立つ。
ヴィルト
有翼族のモンスターマスター。鳥系の魔物を使う。ホークブリザード、ひくい鳥、サンダーバードを連れる。『ドラゴンクエストV』の主人公らしき人を「師」と呼ぶ。年に似合わぬ落ち着きを持つ寡黙な求道者。テリーと戦うが、ジェノシドーの前に敗れ去る。
モンじい
しんりゅう、ローズバトラー、ゴールデンスライムを操るモンスターマスター。星降りの祠の管理者でもある。作中では、クリオに見せる為にと見物に行った闘技場でチーサンと対決するマチコ見てエロい発言をしており、エロじじいな面も見受けられる。魔王の「邪配合」により手持ちモンスターのしんりゅうが奪われ、りゅうおう≒になってしまう。
テリー
星降りの大会で優勝した最強のモンスターマスター。しかし、自らが配合で生み出した魔神デスタムーア(最終形)に力への可能性と共に提示された『邪の宝玉』を受け入れたことで、わたぼうを封印し、邪配合と邪の波動の力でさらなる究極のモンスターを目指す道を歩むことになる。
原作『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズからのキャラクター
わたぼう
タイジュの国の精霊。テリーに封印される。
わるぼう
マルタの国の精霊。テリーによってわたぼうと共に封印されたはずだったが、わたぼうにより封印から逃れたらしい。クリオが世界の主を倒した時にわたぼうの代りにタイジュの国に回復し戻す役割を担う。
タマミ
たまご鑑定士。可愛らしい少年が好きないわゆるショタコンである。
マチコ
タイジュの国の闘技場Aランクのモンスターマスター。
テト
タイジュの国の闘技場Bランクのモンスターマスター。万年Bクラスである為、Aクラスのチーサンに馬鹿にされる。
チーサン(サンチ)
テリーに会うために男装して闘技場Aランクまで勝ち抜いたサンチ。途中で男装とモンスターマスターをやめる。言葉遣いが男の子っぽい所や髪が黒い以外はクリオの妹にマリネに瓜二つである。
ミレーユ
テリーの姉。『ドラゴンクエストVI』に登場する成人女性姿ではなく、少女時代の姿。
プリオ
ダイジュの国のモンスター牧場管理人。やたらとドジを踏み、タイジュ国王の怒りを買っている。話し言葉に独特な訛りがある。
爆発親父
井戸の底に住み、ハーゴンの格好をしている科学者。クリオにりゅうおうの杖を与えた。
その他ドラゴンクエストシリーズからのキャラクター
勇者
『ドラゴンクエスト』の勇者。りゅうおう≒の作り出した世界に導かれてやってきた。作中ではロト流剣術『鳳凰縦一文字斬』と『鳳凰十文字大切斬』を使った。本来ならば常に「会心の一撃」を出せる程の剣士だが、一対一では真の実力を発揮できないでいる。
りゅうおう≒のバシルーラでおそらく元の世界へと飛ばされる。
竜王
りゅうおう≒の作り出した世界に君臨する、配合で作られた出来合いの物ではない誇り高き竜族の王にして世界の覇者。変身したりゅうおう≒を一撃で噛み殺す。
ロラン
『ドラゴンクエストII』のローレシア王子。作中では古流剣殺法『鳳凰縦一文字斬』と古流剣殺法『昇一文字』を使った。ロトの血縁者で唯一魔法は使えないが、その並外れた力と超一流の剣技から来る戦闘力はケタ外れで、それゆえシドー討伐後は人々からは「破壊神を破壊した」化け物と恐れられてしまう。